「香り」が記憶を呼び覚ます

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雨上がりの朝、玄関のドアを開けると「甘〜い香り」が。

もう、金木犀が咲き始めて。

春は沈丁花、夏はクチナシ、秋は木犀。季節を伝える「自然の香り」を楽しんで。

このご時世、匂いを感じて未感染と安心したりも。

嗅覚は、不思議な感覚。人間以外の生き物にとっては、天敵を察知したり、食べ物を見つけたり、異性を探したり、生命維持に不可欠。

そう言えば、京都の断食道場を経験した家内によれば、絶食中に最も鋭敏になった感覚は「匂い」だそうな。

日本の伝統文化「香道」では、香りを「聞く」と表現して。

香りを通じて「地球の声」を聞き、自然と一体化した己れと向き合う禅の世界。

嗅覚には、普段は「眠っている記憶」を呼び覚ます効果があると。

確かに、香りがハワイを思い出させたり、シンガポールや台湾を回想させてくれたり。

ワクチンパスポートも確保できた来年の春頃には、海外リゾートの「リアルな香り」を楽しめるかなぁ。

そのうちに「コオロギマック」が

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日曜日の朝は、ちょっと贅沢に「マックデリバリー」を。

特別感のあるブランチと大谷43号ホームランのニュースで、気分は朝から爽快に。

前回ブログの「秋の虫」につながって、今回は「コオロギ食品」の話題を。

無印良品の「コオロギせんべい」や敷島製パンの「コオロギカフェ」が評判になり、売り切れ続出とのこと。

物珍しさだけではなく、地球の食糧危機を救う「貴重なタンパク源」として注目を集めて。

昔からの「イナゴの佃煮」のように、姿そのままだと躊躇ってしまうが、「パウダー加工の焼き菓子」なら大丈夫。

バームクーヘン一個が、100匹分の食用コオロギパウダーで作られていると。

でも、自然由来のコオロギは、数に限りがあるはず。

そこにビジネスチャンスがあると考えた幾つかのメーカーが、「コオロギの養殖工場」を。

栄養豊富なコオロギは、40日程度の生育スピードで成虫になるそうな。

この食材が、様々なバリエーションの食品に利用される時代に。

既に、コオロギラーメンやコオロギ醤油、コオロギビールまで実用化されて。

そのうちに、マクドナルドのメニューにも「コオロギマック」が出て来るかも。

小さきものは、みなうつくし。

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「盆過ぎて 宵闇暗し 虫の声」(芭蕉)。

明日から9月。
陽が沈んだ後、幾分か涼しさを感じる頃に、秋を告げる「虫たちの声」が。

この季節になると、朝は小鳥たちの円舞曲、昼は蝉たちの協奏曲、夜は虫たちの夜想曲。

「人間界の鬱陶しさ」を、束の間でも忘れさせてくれる「生き物の讃歌」に耳を傾けて。

日本人の「虫を愛でる文化」は、万葉の昔から続いて。

平安時代の枕草子には、「鈴虫、松虫、キリギリス、はたおり」の四種が、好ましい虫と。

源氏物語には、「鈴虫」の声を愛でながら、酒宴に興じる一節が。

「虫の声」を左脳で聴く「日本人ならでは」の感性かも。

松虫はチンチロリン、鈴虫はリインリン、こおろぎはキリキリキリ、うまおいはスイッチョン。

単なる「ノイズ」として聞き流すか、小さな「生命のメッセージ」として感じ取るかは、人それぞれ。

清少納言は、「何もかも、小さきものは、みなうつくし」と。

そうなんです。
季節、季節が奏でる「自然の音色」は、人の「乾いた心」を潤してくれる贈り物のように。

ひとりは泥を見た。ひとりは星を見た。

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オリンピックの余韻が冷めやらぬ間に、早や「立秋」を迎え、暦の上ではもう秋。

自然は正直で、朝の空にはイワシ雲、夕暮れにはツクツクボウシの鳴き声が。

ツクツクボウシ(法師蝉)が夏の終わりを告げ、もうじきヒグラシ(蜩)が「カナカナ」と鳴き始めると秋の訪れ。

数年も地中に暮らし、子孫を残すために数週間だけ姿を現して、また土に還る「蝉の一生」を思うと。

「もののあはれ」がひとしお、心に沁みる季節の移ろい。

「人の世の 悲し悲しと 蜩が」(高浜虚子)。

虚子先生の心には、ヒグラシの鳴き声が、そのように聞こえたのかも。

あるアイルランドの詩人(フレデリック・ラングブリッジ)は、こんな言葉を。

「ふたりの囚人が鉄格子から外を眺めた。ひとりは泥を見た。ひとりは星を見た」。

あらゆる物事が、「光と影」の両面から成り立っている世の中。

同じ状況下にあっても、俯いて「足元の泥」を見るのか、上を向いて「夜空の星」を見るのか、その人次第で、全く景色が異なって。

ポジティブに生きれば、「✖️(バツ)」も「➕(プラス)」に見えてくるから。

虚子先生には申し訳ないけど、星を見上げて生きる自分にとっては。

「我が祈り 叶う叶うと 蜩が」の方が、しっくりと響くようで。

祭りのあと

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青空を見上げると、成田空港を飛び立ったジェット機が。

あの中には、母国に戻るアスリートたちが乗っているはず。

選手はそれぞれに、「どんな思い出」を抱いて帰るのだろうか。

勝ち負けは時の運。それ以上に「大切な何か」を胸に、持って帰ってくれたら‥‥。

この週末は、早くも閉会式。数々の「エキサイティングなドラマ」を見せてくれた祭典も、幕が降りる時。

後に続くパラリンピックは、果たしてどうなることやら?

そろそろ「祭りのあと」の寂しさに、心の準備をし始めようかと。

人生、「ハレの日」と「ケの日」の繰り返し。楽しい祭りが終われば、「いつも通りの日常」に戻るだけ。

とは言え、コロナ禍の制約に縛られた日常が、「いつも通り」に戻るのは、いつのことやら。

誰の言葉だったか、「一に辛抱、二に忍耐、三四がなくて、五に我慢」。

アスリートたちの「凄まじい忍耐力」に較べれば、旅行や外飲みの我慢なんて、些細なことかも。

その内、きっとやって来る「ハレの日」を楽しみに、もう暫く、「自粛する日常」を過ごしましょうか。

アスリートたちの涙

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悲願を果たした幼馴染の卓球ペア、二人揃って頂点に立った柔道兄妹、13才中学生のスケボ金メダリスト‥‥。

「筋書きのないドラマ」に、ハラハラドキドキの毎日が続いて。

勝っても負けても、印象的な「アスリートたちの涙」が。

「歓喜の涙」、「悲嘆の涙」、「悔し涙」、そして拡がる「もらい泣き」の輪。

「万感の思い」から溢れ出る「アスリートたちの涙」は、何を語っているのか?

柔道73kg級で、リオに続く2連覇を成し遂げた大野将平は、こんな言葉を。

「準決勝、決勝と延長戦で、自分の中でも感じたことのない恐怖と戦っていました。その中で勝ちを拾ってこれたのは、何か実力以外の部分もあったのかな、と感じてしまいます」。

オリンピックは、強いだけでは勝てない。実力があっても、「不本意な結果」に終わる選手と、期待値以上の「見事な勝利」を掴む選手。

「実力以外の何か」とは?

そのヒントは、金メダリストの「勝利インタビュー」の中にあるような。

この晴舞台に立てたのは、これまでずっと、自分を信じて支えてくれた方々のおかげ。

だから、この栄誉は、自分一人ではなく、恩師や先輩、家族や仲間とともに授かったもの。

真の勝利者には、このような「感謝の心」と「謙虚さ」が共通していると思えて。

それは、実力伯仲の場で、自分一人で戦っているのか、背中を押してくれる「目に見えないパワー」とともに戦っているのかの違いなのかも。

オリンピックで「涙腺開放」している間に、アナハイムから、大谷翔平が5勝目の勝利投手との嬉しいニュースが。

こちらの歓喜には、「涙」よりも「笑顔」が似合うようで。

花言葉は「あなたを信じる」

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梅雨明けの青空に映えるサルスベリの花。

「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」(加賀千代女)。

灼熱の日差しの中でも、逞しく咲き続ける花から元気をもらって。

昨年の夏に書いたブログでは、杉浦日向子さんの傑作漫画「百日紅」の話を。

葛飾北斎の娘、お栄(葛飾応為)の物語。

彼女が木版画作者として辿り着いた境地は、「この世は光と影でできている。影が万事を形づけ、光がそれを浮かび上がらせる」。

コロナ禍の世の中、「影ばかり」に眼を向ける風潮が幅を効かせて。

誰がどうやっても解けない問題を前に、「ネガティブな側面」しか口にしない専門家や政治家やマスコミの面々にはウンザリ。

ちなみに、百日紅の花言葉は、「あなたを信じる」。

ふと、ジブリの言葉を思い出して。「人を信じるという事は、相手への期待ではなく、自分への決意なのです」。

人間もまた誰もが、「光と影」を併せ持つ存在。

だから、「影の暗さ」を思い悩むより、「光の恵み」を信じて生きようと。

サルスベリの花期が終わる百日後には、きっと「平穏な暮らし」が戻ってくるはず。
Withコロナ時代の「新しい日常」として。

「カフー(果報)」は寝て待て

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最近、家内との朝のあいさつは、「大谷、今日も打ったよ」で始まって。

何かと鬱陶しい世の中なので、「若い世代の活躍」が、一服の清涼剤のように。。

日本青年会議所によれば、今年の「TOYP大賞」(「The Outstanding Young Persons」=「傑出した若者たち」)に、沖縄の皮革職人の金城立磨さん(26才)が選ばれたと。

海の厄介者として駆除されたサメを、魅力あふれる商品として甦らせたいとの思いから、「サメ革の製品作り」を。ナイスなアイディア!

売上の一部を児童養護施設や首里城再建のために、寄付をするという姿勢にも共感が集まって。

そのブランド名は、「cafooca(カフーカ)」。
沖縄の方言で、「果報」が転じた「良い知らせ」を意味する「カフー」と「フカ」を組み合わせたとのこと。

「カフー」と言えば、映画に「カフーを待ちわびて」があって。

原田マハさんのデビュー作で、「第一回日本ラブストーリー大賞」の受賞作品。

「与那喜島」に住む明青(玉山鉄二)が、旅先の神社で奉納した一枚の絵馬。それを見た幸(マイコ)からの手紙が、この物語の始まり。

舞台になった「与那喜島」とは架空の島で、実際には「伊是名島」だそうな。

「伊是名島」は、今帰仁の運天港からフェリーで1時間。我が敬愛する木版画家の名嘉睦稔(ナカボクネン)さんの故郷で、訪れてみたい離島の一つ。

梅雨も明けて「晴れマーク」が続く沖縄なのに、緊急事態宣言の延長とは‥‥。

夏休みに「沖縄への旅」を計画していた方々は、さぞかしガッカリ。

でも、沖縄はいつでも待っててくれるから。
ここまで来たら、あと数ヶ月も待てば、きっと。

「明るい知らせ」が届くまで、「カフー(果報)は寝て待て」でいきましょうか。

雨の休日は「琉神マブヤー」

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梅雨前線が北上し、しばらく大雨が続く毎日。

首都圏から1500kmも離れた沖縄は、昨日、「梅雨明け宣言」して、天気予報も晴れマークが。

最近、ちょっと目を引いた沖縄のニュース。

南の島ならではの「新種の生き物」が、次々と見つかって。

まず、本島北部の「やんばるの森」で発見された日本最大級の「リュウジンオオムカデ」(琉神大百足)。

次に、既存種と異なる「生殖器の形態」を持つ新種のカニは、「マブイガニ」と。

いずれも「沖縄らしいネーミング」が面白くて。

「リュウジン」は、ムカデを恐れると言い伝えられた「海の龍神」から。
琉球王朝時代には、船に「ムカデ旗」を掲げて、航海の安全を願ったそうな。

「マブイ」は、島言葉で「魂」を意味して。
沖縄では、ショックを受けたり、びっくりした時、体から「魂」が抜け落ちるとの伝承が。

新種の発見者は、よっぽど驚いたので、「マブイ」と名付けたのかも。

ちなみに、沖縄には落とした「マブイ」を拾いに行く「マブイグミ」という風習が。

「マブヤーマブヤー、ウーテクーヨー」(魂よ魂よ、戻っておいで)と唱えながら、手のひらで「マブイ」をすくい上げ、胸に戻してあげて。

「痛いの痛いの、飛んでいけ!」みたいな「単なるおまじない」かと思いきや、沖縄の人々にとっては、日常の暮らしの常識と。

新種の名前が「リュウジン」と「マブイ」とくれば、すぐさま思い出すのが、沖縄のローカルヒーロー「琉神マブヤー」。

本棚の奥には、傑作シリーズのDVDが。思わずクスッと笑えて、大人にもお薦め。

雨が降り続く休日は、「夏本番の沖縄」に想いを馳せながら、「琉神マブヤー」を楽しみましょうか。

「アンチョコ」と「煮崩れぬ具材」

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毎年6月下旬になると、株主総会が真っ盛り。

企業のお偉いさん方にとっては、年に一度だけの「ピリピリと緊張する日」に。

ひな壇に並ぶ面々の手元には、分厚い「想定問答集」が。

どんな質問をされても、この「アンチョコ」さえあれば大丈夫とばかりに。

ちなみに「アンチョコ」の語源は、「安直」だそうな。
自分で考えずとも、事前に用意された「模範解答」を読むだけでいいので。

となると、どなたに尋ねても一律に同じ回答が。

どこを切っても、まったく同じ顔が出てくる「金太郎飴」のように。

それを好まぬ「へそ曲がり」は、ついつい「自分流のアドリブ」を付け加えて。

されど、その試みには、社外秘の「言ってはいけないこと」にまで、口が滑るリスクも。

「想定問答集」に限らず、どんな組織にも、目に見えない「同質化圧力」が。

ふと、こんな短歌を思い出して。
「大きなる 鍋の一つか 会社とは 煮崩れぬよう 背筋を伸ばす」(歌人松村由利子さん)。

そうそう。ジャガイモや長ネギ、白菜や豆腐など何でも、持ち味の「具材の個性」が生かされて。それらの調和が、美味しい鍋料理に。

かく言う私も、来週は、ある会社の株主総会のひな壇に座って。

「アンチョコ頼り」の慎重居士に徹するか、それとも「煮崩れぬ具材」のように振る舞うか?
今宵の晩酌を楽しみながら、思案してみましょうか。