次の作品は「煌めく秋に」

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「Kingfisher on Lotus」(サブタイトルは「穏やかな朝」)の額縁は、ターコイズブルーに決めました。

作品の「表現する世界」が、より「外縁に拡がって行く」ように感じられるので。

アブダビ展覧会の鑑賞者から、どんな評価をいただけるのか、楽しみです。

今秋の完成を目指して、カワセミ四部作の最終作品の制作に取り掛かりました。

カワセミとの組み合わせは、霊峰富士山とハナミズキの紅葉。

初の試みとして、「金色の絵の具」を使って見ようかと。

まだ原画の段階ですが、早くもタイトルが浮かんできて。

作品イメージを規定するので、ネーミングは意外と大事。

「Kingfisher in Autumn」は決まりですが、副題をあれこれと。

目下の第一候補、「煌めく秋に」は、制作の途中で変わるかもしれません。

額縁二択をあれこれと

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「Kingfisher on Lotus」(副題「穏やかな朝」)の額縁の選定に、あれやこれやと。

第一候補は、越後産天然桐(焼き加工仕上げ)のセピア。
自然の風合いや木目が美しく、日本的な「木の文化」を感じさせる落ち着いたイメージで。

第二候補は、やはり越後産天然桐のターコイズブルー。
こちらは一転、明るく軽やかな雰囲気が醸し出されて。

(注文生産のため手元に届くのは6月中旬。従って掲載写真は合成イメージです。)

この二択は、個々人のお好みや、飾る場所次第で、評価が分かれそうですね。

6月末のアブダビ展覧会への発送期限に間に合うように、ターコイズブルーの到着後、両者を見較べてから決めましょう。

並行して、既に次の作品を構想中。
出来上がりは秋。その季節に合わせて、秋色に包まれたカワセミのイメージで。

美しい紅葉の樹木はハナミズキを選び、背景には世界文化遺産の霊峰富士山を。

この作品でカワセミ4部作も一区切り。
その先には「Great Blue Heron」(アオサギ)が、首を長くして待ってくれています。

新しい作品の完成

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「Kingfisher on Lotus」(カワセミシリーズ第三作目)が、ようやく出来上がりました。

サブタイトルは「穏やかな朝」。

和紙の乾燥後に、落款印とエディションナンバーと署名で完成。

アブダビ展覧会への出展をイメージした作品です。

ベースカラーは、「イスラム教の聖なる色」とされるグリーン系で。
合わせる青は、モスクで見かける緑がかった「イスラムブルー」。

難しかった表現は、朝靄のたなびく山並みや、淡い蓮の花の「ほんのり感」。

様々な「ぼかし技法」を用いて、試行錯誤を繰り返しました。

彫った版木は24版、摺りの回数は30度の限定30部。

最後の仕上げは、額縁とマットの選定。
どんな材質と色合いを組み合わせようかと思案中。

「越前手漉き和紙」との繋がりで、「越後天然桐の額縁」にしようかと。

後日、額装した作品をアップします。

月旅行に誘われたら

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映画ドラえもんの最新作は、「のび太の月面探査記」。

月の裏側に「ウサギ王国」を作るというストーリーですが、中国の嫦娥4号着陸の話題と重なって。

50年前の人類初の着陸以降、月面を歩いた宇宙飛行士は、僅か12人。

月に移住できる日は、かなり遠いようですが、月旅行には現実味が。

いくつかの旅行会社は、既に「ツアー企画」を公表し、募集を準備中。

その一例のクラブツーリズムは、こんなプランを。

月面ホテルに宿泊し、地元食材で作られた「月の名物料理」を楽しんでくださいと。

思い出したのは、映画「オデッセイ」。

火星に置き去りにされたマット・デイモンが、生き残るために栽培したジャガイモのイメージが。

既に予約を受け付けている旅行会社も。

最近、話題になったのは、あのお騒がせ男。

某通販会社の社長が、5年後にアーティストチームを引き連れて、「月旅行」に行くと。

もし誘われたら、どうしましょうか。

答えは即座に、「ノーサンキュー」。

自他とも認める高所恐怖症には、とんでもない話。

この地球上には、まだ行ったことがない「憧れの地」が山ほど。

そんな「お金と時間」があったなら、思う存分「国内外の旅」を楽しみたいので。

天国に一番近いアイドル

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陽気が夏めいてくると、気持はやっぱり沖縄へ。

自然豊かな八重山諸島の「ちゅらさん」の舞台、小浜島。

石垣港から、高速船で25分の距離にある人口僅か700人の小さな島です。

ここに「天国にいちばん近い」と言われるアイドルユニットが。

その名は「KBG84」。平均年齢84歳の「小浜島ばあちゃん合唱団」。

この所、世間を騒がせている新潟の「NGT48」と同じ年、2015年に「Come on and Dance小浜島」でデビュー以来、東京や札幌公演、海外ではシンガポール招待公演も。

そもそもの始まりは、琉球の伝統的な行事、「三月遊び」と言われる「歌と踊りの女子会」から。

何と!入団資格が80歳以上で、それ未満の方は研修生と。

普段は、杖に頼る老女が舞台に立てば、別人のようにノリノリで。

「健康長寿社会の理想モデル」として、BBCやCNNからも絶賛され、幻冬舎から単行本まで。

歌って踊るオバァたちが紡いだ「命の知恵」とは?

とにかく、よく働き、よく笑い、よく食べ、よく感謝すること。

そして、「神様」を大切にし、「自然」を大切にし、「行事」を大切にし、「仲間」を大切にすること。

「人生100年時代」の生き方を、見事に体現する、小さな島の「素敵なオバァたち」。

皆んなの夢は、「紅白歌合戦」に出場すること。

80歳を超えても、目標に向かって精進を積み重ね、「人生の仕事」を楽しんでいる姿が素晴らしい。

KBG 84ファンクラブがあるなら、入りたくなりますね。

人知が及ばぬ世界に

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岡本太郎さんは、著書の「沖縄文化論」で「御嶽(ウタキ)」について、こんな言葉を。

「私を最も感動させたものは、意外にも、まったく何の実体も持っていないといって差支えない、御嶽だった」。

確かに、神殿も偶像もなく、自然のままの樹木や岩石があるだけで。

「おそらく我々の祖先の信仰、その日常を支えていた感動、絶対感はこれと同質だった。(中略)日本人の血の中、伝統の中に、この何もない浄らかさに対する共感が生きているのだ。この御嶽に来て、ハッと不意をつかれたように、それに気がつく」。

世界の聖地として名高い、エジプトのアブ・シンベル神殿、ギリシャのパルテノン遺跡、フランスのモンサンミッシェル修道院など。

日本では、伊勢神宮や出雲大社も。

その多くが、権威を象徴する「荘厳な建造物」。

岡本太郎さんは、こう続けて。

「沖縄の御嶽でつき動かされた感動は、まったく異質だ。なに1つ、もの、形としてこちらを圧してくるものはない。清潔で、無条件である。だから、逆にこちらから全霊をもって見えない世界によびかける」。

この感覚は、とてもよく分かります。

私の木版画のモチーフは、一貫して「あるがままの自然」と「無垢の生き物」。

生意気なようですが、あえて、人工的なものや、生身の人間は外して。

アインシュタインの言葉に。

「我々が経験し得る最も美しいものは神秘。それはすべて、真の芸術と科学の源だ」。

人間の「知恵や作為」が及ばぬ世界にこそ、「本物の美」があるのかも。

只今制作中の「Kingfisher on Lotus」は、9合目に。

時間がかかりましたが、5月中には出来上がりそうです。

「竜宮の使い」は人魚?

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今日から令和元年。

我が家でも、朝のヨーグルトは明治プロビオR-1で、ささやかなお祝いを。

朝刊は皇位継承の話題一色ですが、その片隅に小惑星「リュウグウ」を探索する「はやぶさ2」の記事が。

はるか2億8千万kmも離れた宇宙空間で、46億年前の太陽系の生い立ちを見つけ出すミッションを、今日のこの日も黙々と。

「リュウグウ」の名称は、JAXAが一般公募を経て選んだもの。

浦島太郎の玉手箱を、小惑星の貴重なサンプルが入ったカプセルになぞって。

「リュウグウ」で思い出すのは、「幻の深海魚」と言われる「リュウグウノツカイ」。

富山湾では、割とよく捕獲されますが、兵庫の豊岡市や沖縄の読谷村でも定置網にかかり、生きたまま水揚げされて。

昔から、「リュウグウノツカイ」の出現は、「地震の前触れ」との俗説があり、特に中国や台湾では、「地震魚」とも。

超常現象が好きな方は、ご不満かもしれませんが、専門の学者は、「地震との因果関係」を否定し、ただの迷信と。

それよりも興味を惹かれる話は、「人魚伝説」との関連。

「人魚のモデル」は、欧米ではジュゴンやマナティのようですが、日本では「リュウグウノツカイ」という説が有力。

古文書の記載から、特徴の「白い肌に赤い髪」は、銀白色の魚体に赤い鰭が符号すると。

人魚イメージの「美しい容貌」とは、かけ離れていますが、そこはジュゴンもマナティも一緒で。

ちなみに、「リュウグウノツカイ」を食べた勇気ある方の話では、「ゼラチン質でプリプリの刺身は、エビのような食感。お鍋にしても、身が甘くて美味しい」と。

佐渡島には、人魚を食べて1000年の寿命を得た「八百比丘尼」の伝説が。

ひょっとして、この魚の肉にも「不老長寿の効能」があるのかも。

傘に変身する「不思議な鷺」

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木版画「フクロウ4部作」に続き、「カワセミ(翡翠)シリーズ」を制作中。

その3作目「Kingfisher on Lotus」は、現在、摺りの工程に。

実は、フクロウ、カワセミに続く「次の鳥」も決めました。

これぞと選んだのは「鷺」。

「Great Blue Heron」(オオアオサギ)の「凛とした立ち姿」の美しさに魅了されて。

鷺はとても興味深い生き物で、「ダーウィンが来た〜傘に化ける鳥〜」も鷺の仲間のお話。

ケニアのジベ湖で、「黒い傘」に変身して魚を捕らえる謎の「クロコサギ」。

水面を暗室状態にすることで、「安全な隠れ場」と勘違いした魚を誘い込む巧妙な仕掛け。

どうやって、そんな狩の方法を覚えたのか、とても不思議。

そう言えば、やはり鷺の仲間の「ササゴイ」は、「釣りをする鳥」として有名。

パンや麩、ミミズやクモを水面に「撒き餌」して、近づいてきた魚を捕まえるという賢いやり方。

鷺は、かなり頭がいいのかも。

古代のエジプト神話によれば、「ベヌウ」(アオサギ)は「復活の象徴」で、フェニックスのモデルと。

「鳥の世界」の頂点捕食者は、鷲や鷹などの大型猛禽類。

食物連鎖の仕組みの中では、「神話の不死鳥」も、天敵から逃れることは叶わぬと。

ところで、「人間の天敵」は「人間」という説がありますが、どうなのでしょうか?

もしかしたら、「人間の天敵」は、ミクロの世界に住む「未知のウイルス」かも。

蛙のロミオとジュリエット

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我が家のコレクションの中には、「カエルの置物」が。

世の中では、カエル好きを「カエラー」と呼ぶらしく、自分もその一人かも。

以前、世界中の「カエラー」の耳目を集める出来事が、CNNニュースに。

南米ボリビアの博物館で、最後の生き残りとされる一匹のオス(愛称ロミオ)は、「世界一孤独なカエル」と言われて。

「種の絶滅」を防ぐために、調査チームがボリビアの森林を探索した結果、同種らしき5匹を発見。

その中から選ばれた花嫁候補(愛称ジュリエット)と、めでたく2月14日に、お見合いの運びに。

「シャイなロミオ」と「お転婆なジュリエット」の相性はいかにと、仲人たちの気を揉む日々が。

こういう知らせは、「カエルごと」ながら、こちらも嬉しくなって。

世の中に、カエル好きな人は、意外と多いようで。

「日本最古の漫画」と言われる「鳥獣戯画」にも。

伊藤若冲の水墨画にも、「河豚と蛙」のユーモラスな相撲が。

蛙を好んで描いた河鍋暁斎の記念美術館は、創立30年を誇る「かえる友の会」の発祥の地。

「お台場かえるフェスタ」や「カエール大学」(福島県喜多方市)等、熱心な「カエラー」たちが集い、語り合う場が。

そう言えば、昔は理科の授業で「カエルの解剖」がありました。

いまから思うと、可哀想なことをしてしまったと口惜しや。

シェイクスピアの物語の悲しい結末は、「ひっくりカエル」で。

蛙の「ロミオとジュリエット」の恋が、めでたく成就されんことを。

アブダビの展覧会

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先日、突然のサプライズメールが。

あるアート企画会社から、今年10月に主催する「アラブ首長国連邦・アブダビの展覧会」への出展オファー。

「バイオデザイン工房HP」のギャラリー作品を見たようですが、何故、声をかけられたのか不思議???

さすが、オイルマネーで潤うお金持ちの国。

フランスから誘致した「ルーヴル・アブダビ」や、完成間近の「グッゲンハイム・アブダビ」など、著名な美術館オープンが相次いでいると。

8回目の開催となる展覧会の名称は、「8th Discover the one Japanese Art 2019 in Abu Dhabi」。

詳しい出展条件を見ないと、「イエスorノー」は決めかねますが、とりあえずは「光栄なお誘い」と。

もし出展するなら、どの作品にしようかと考えたり。

アブダビの方々のお好みは、「フクロウ」と「カワセミ」のどちらか?

イスラム文化で好かれるカラーは、青系、赤系、緑系、紫系?

生きていると時折、「棚からぼた餅」とか「降って湧いたような話」が。

そんな時には、「授かったご縁」と思って、楽しませてもらいましょうか。