あの中には、母国に戻るアスリートたちが乗っているはず。
選手はそれぞれに、「どんな思い出」を抱いて帰るのだろうか。
勝ち負けは時の運。それ以上に「大切な何か」を胸に、持って帰ってくれたら‥‥。
この週末は、早くも閉会式。数々の「エキサイティングなドラマ」を見せてくれた祭典も、幕が降りる時。
後に続くパラリンピックは、果たしてどうなることやら?
そろそろ「祭りのあと」の寂しさに、心の準備をし始めようかと。
人生、「ハレの日」と「ケの日」の繰り返し。楽しい祭りが終われば、「いつも通りの日常」に戻るだけ。
とは言え、コロナ禍の制約に縛られた日常が、「いつも通り」に戻るのは、いつのことやら。
誰の言葉だったか、「一に辛抱、二に忍耐、三四がなくて、五に我慢」。
アスリートたちの「凄まじい忍耐力」に較べれば、旅行や外飲みの我慢なんて、些細なことかも。
その内、きっとやって来る「ハレの日」を楽しみに、もう暫く、「自粛する日常」を過ごしましょうか。