「アンチョコ」と「煮崩れぬ具材」

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毎年6月下旬になると、株主総会が真っ盛り。

企業のお偉いさん方にとっては、年に一度だけの「ピリピリと緊張する日」に。

ひな壇に並ぶ面々の手元には、分厚い「想定問答集」が。

どんな質問をされても、この「アンチョコ」さえあれば大丈夫とばかりに。

ちなみに「アンチョコ」の語源は、「安直」だそうな。
自分で考えずとも、事前に用意された「模範解答」を読むだけでいいので。

となると、どなたに尋ねても一律に同じ回答が。

どこを切っても、まったく同じ顔が出てくる「金太郎飴」のように。

それを好まぬ「へそ曲がり」は、ついつい「自分流のアドリブ」を付け加えて。

されど、その試みには、社外秘の「言ってはいけないこと」にまで、口が滑るリスクも。

「想定問答集」に限らず、どんな組織にも、目に見えない「同質化圧力」が。

ふと、こんな短歌を思い出して。
「大きなる 鍋の一つか 会社とは 煮崩れぬよう 背筋を伸ばす」(歌人松村由利子さん)。

そうそう。ジャガイモや長ネギ、白菜や豆腐など何でも、持ち味の「具材の個性」が生かされて。それらの調和が、美味しい鍋料理に。

かく言う私も、来週は、ある会社の株主総会のひな壇に座って。

「アンチョコ頼り」の慎重居士に徹するか、それとも「煮崩れぬ具材」のように振る舞うか?
今宵の晩酌を楽しみながら、思案してみましょうか。

真っ先にハワイ島かなぁ

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昨日、二回目のワクチン接種が完了。

とても上手な看護師さんのおかげで、針刺しの時でも痛みを感じずに。

一夜明けて、さしたる副反応もなく、後は「中和抗体」が元気に育つのを待つばかり。

鎮痛剤を用意していた家内は、期待外れ?なのか、「年寄りだから、免疫反応が鈍いんでしょ」とチャチャ入れて。

一連の接種プロセスは完璧だけど、ひとつだけ疑問が。

あの「問診」という行為の付加価値は???

本人が自己申告した予診票を見て、「接種OK」のサインを書く医師の仕事。

その判断は、医師免許を持つ者しかできないという決まりだから。

そうかもしれませんが、でも。カタチだけの「お飾り的存在」のようにも。

日本中が、その「お飾り」を探し求めて、時給がウナギ上りとか。

いっそのこと、「予診票のチェック」は、医療従事者なら誰でもできるようにすればいいのに。

それはさておき、7月には「接種証明書」が発行されるそうな。
加えて、12才以上の中高生もこの夏休み中に接種できるようになったらナイス。

この年末には、海外にも自由に行けるようになるかも。
真っ先にハワイ島かなぁ。そんな思いを巡らして、あと数ヶ月の我慢を続けましょうか。

オンラインよりも「リアルな対面」が

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こんなご時世ゆえに、私のスマホにも「Teams」やら「Zoom」のアイコンが。

オンライン会議に参加すると、いつも「奇妙な違和感」が残って。

その訳は?

映像を通して、相手の「表情や仕草」(視覚)も見えるし、「声や言葉」(聴覚)も聞けるけど、でも何かが足りない。

それって、「触覚の刺激」がないからでは?
オンライン会議には、「皮膚感覚」で感じ取る情報が抜け落ちているのかも。

人間の五感の中で、最も早く発達する「触覚」。

胎児は、母親の羊水や子宮壁に触れながら学び、赤ん坊は、何にでも触ったり舐めたりすることが、情報を得るための手段。

大人だって、目の前で起きたことが、「夢か現実か」を確かめるために、ホッペをつねったりして。

見たり聞いたりすることよりも確かな情報は、「皮膚センサー」の働きから得られるようで。

スポーツはテレビ中継より生観戦が、演奏会はDVDより生ライブが。その「臨場感の違い」も同じ原理。

サイバー空間でつながっているような気がしても、それは頭の中だけの世界。

生身の人間が発する「波動」や「エネルギー」は伝わらないので。

IT万能論者は、これからはテレワークやオンラインの時代だと力説するけど。

人と人との「本物のコミュニケーション」は、「対面」(視覚・聴覚プラス触覚)でこそ、成り立つのでは?

コロナ収束後の世界では、きっとその反動が。
会議も面接も授業も診察も、「リアルな対面」に大切な意味があると気付くはず。

幸せな人生のための「3K」

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朝夕の爽やかな風を感じ、小鳥たちの囀りが聞こえてくると、「海辺のリゾート」にいるような気分に。

ワクチン接種が進んだハワイ諸島には、観光客が戻りつつあるとのこと。

いつもであれば、そろそろ「夏の旅行」を準備する頃。

八重山ならどの島にしようか、宿泊は、ダイビングは、魚釣りは、あれこれ考える楽しみが。

昨年度、沖縄を訪れた観光客は7割以上も減って、特に外国人はゼロとか。

国際通りの一等地に店を構えた「おきなわ屋」を始め、土産物屋が次々に閉店。

ハワイと並んで、観光収入に大きく依存する沖縄。沖縄の「3K経済」とは、観光、基地、公共事業の頭文字から。

むべなるかな。「3K」という言葉は、本当に便利で。

昔は、「きつい、汚い、危険」な職場や職種に。

結婚相手の条件も「高学歴、高収入、高身長」とか。
ちなみに、今の「新3K」は、「価値観が合う、金銭感覚が合う、雇用形態が安定している」だそうな。

私が思う「幸せな人生」のための「3K」とは。

「健康、教養、感謝」。

先ず何よりも、心と体の健康が大切で。
願わくば、教養が滲み出るような日常の振舞いを。
そして、己れが生かされていることへの感謝を忘れずに。

もうすぐ、二回目のワクチン接種。
体内の骨髄と胸腺がせっせと働いて、中和抗体を沢山作ってくれますように!

年末年始の頃には、きっとまた沖縄に行けるようになることを信じて。

みんなちがって、みんないい

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散歩の道すがら、いつも立ち寄る松戸神社の紫陽花が見頃に。

元々、日本が原産地の「ガクアジサイ」は、古くから万葉集にも詠まれて。

よく見かける「手毬り咲き」の紫陽花は、欧州で品種改良されて戻ってきたもの。

「紫陽花の不思議?」は、同じ株なのにブルーやピンクやパープルなど、異なる色調の花が咲くこと。

それって、地中の四方八方に伸ばした「根っこの居場所」(土壌の性質)で決まるとか。

一つ一つの花は「自分流のカラー」で咲き、それらが寄り添って「彩りの調和」の世界を。

紫陽花の魅力は、多彩な花色と、時とともに移りゆく花色の変化。

ヒトも一緒。生まれ育った環境条件によって、それぞれ独自の個性が。

「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ)。そう思って暮らせば、無用な争い事がなくなるのかも。