注射ロボットを選択する?

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210531082617_449317397.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210531082617_544937713.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210531082617_095878913.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210531082617_776177783.jpg
昨日、1回目のワクチン接種。近所の小学校体育館の集団接種にてファイザー製を。

会場のシステマチックな段取りのおかげで、注射後の待機時間も含めて25分程度で完了。

一夜明けて、上腕部の若干の痛みを除いて、さしたる副反応もなく、次は6月中旬に予約した2回目を待つばかり。

こんなにスムーズならば、若い人も含めた接種をドンドン加速すればいいのにと。

ところが、ワクチンの数量は確保できたものの、「打ち手が足りない」とか。

そこで思い浮かんだのが、「全自動の注射ロボット」という開発テーマ。

以前から、静脈穿刺による「自動採血ロボット」の開発は進んでいたものの、実用化には道半ば。

採血注射は打ち手のスキル次第。たまたま、下手な人に当たると、自らの不運を嘆いたり。

最新技術を駆使すれば、血管の位置決めや、針刺しの角度と力加減の最適化は、理論的には可能だけれど。

それに較べれば、ワクチン筋肉注射のハードルは低そうにも。

仏サノフィパスツール社が、「無人ワクチン接種ボックス」なるものを開発し、中国の博覧会出展のニュースが。

今後、世の中に普及するかどうかは、注射を打たれる人の選択次第。

私なら、どんなに下手であっても、「ああ!ゴメンなさい」と言ってくれる人に打ってもらいたいと。やっぱり昭和のアナログ世代なので。

鳴き声で意思を伝える鳥

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210523105339_115907773.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210523105339_959673828.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210523105339_360508705.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210523105339_505636675.jpg
小鳥たちが、嬉しそうに飛び交う雨上がりの朝。

「ツゥピツゥピツゥピ」と、ひときわよく通る鳴き声が。あれはシジュウカラ(四十雀)。

スズメより少し小柄な鳥なのに、遠くからでも聞こえてくる甲高い声量の持ち主。

山の森林を住処とする鳥が、この頃は都市部に移り住んで、身近な存在に。

昨年放映された「ダーウィンが来た」によれば、シジュウカラには、鳴き声による「意思伝達の能力」があると。

京都大学の鈴木俊貴博士は、「シジュウカラは、異なる意味を持つ鳴き声(単語)を、文法に従って組み合わせ、文章を作ることが知られているヒト以外で唯一の動物」との研究レポートを。

例えば、「ピーツピ」は「警戒しろ」、「ジャージャー」は「蛇が来た」、「ヒーヒー」は「鷹が来た」、「ヂヂヂヂ」は「集まれ」等々。

分かっているだけで、何と20以上の単語で、175以上の組み合わせた文章があるそうな。

これまで何気なく聞いていた鳴き声が、「仲間へのメッセージ」と考えたら、バードウォッチングの楽しみも増して。

芭蕉の俳句に、「老いの名も ありとも知らで 四十雀」が。

自分に四十という「初老の名前」が付いていることも知らないで、暢気なものだとの解釈も。

そうではなくて、齢49になった芭蕉自身が、「学ぶには、もう残された時間がない」と詠嘆する気持をシジュウカラに託したとも。

ちなみに、ゴジュウカラ(五十雀)は実在する鳥の名前で。

高齢化社会の昨今なら、第二の人生は「六十カラ」、「七十カラ」と名付けられる新種が出てくるのかも。

お日様を待ち侘びて

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210521150013_074144479.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210521150013_539285759.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210521150013_116701966.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210521150013_747478796.jpg
この所、雨ばかりの毎日。ふと頭に浮んだフレーズが。

「雨がふります 雨がふる 遊びに行きたし 傘はなし」

「あめあめふれふれ 母さんが じゃのめでおむかえ うれしいな」

「雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利休鼠の 雨が降る」

三つとも、作詞は北原白秋。ひょっとして白秋先生は、雨が好きだったのかも。

長雨が続くと、「スカッとした青空」が恋しくなるのが人の常。

でも人間以上に、お日様を待ち侘びている生き物は、植物なのでは。

植物は、「光合成」によって、太陽の光をエネルギー源に、CO2を還元し糖分に変換するという「凄い能力」の持ち主。

だから、他の生物を食べることなく、生きていける稀有な存在。

但し、「食虫植物」は例外で。「光合成」だけでは足りずに、虫を捕食するという変わり者。

食物連鎖の始まりは植物から。唯一の「生産者」として、地球上のあらゆる生命の支えに。

それほど価値ある「光合成」が、人工的にできれば画期的と、世界中で開発競争が。

最近では、豊田中央研究所が「世界最高水準の人工光合成」に成功とのニュースが。

脱炭素化に役立つ「夢の技術」の実用化に、一歩近づいたと世間の注目を集めて。

コロナワクチンでは、欧米に出遅れてしまったけど、この「最先端技術領域」での巻き返しに乞うご期待。

沖縄発の「お気に入り映画」

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210511095305_383598858.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210511095305_992775443.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210511095305_999280531.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210511095305_462122143.jpg
前回の「今帰仁ベンチ」に続いて、沖縄発の「お気に入り映画」をもう一つ。

北中城村観光協会の「きたなかスケッチ」は、伝統芸能「南島(フェーヌシマ)」を継承しようとする若者たちを描いた物語。

世界遺産の中城城趾や重要文化財の中村家住宅等が舞台となり、居ながらにして「観光名所」を旅した気分に。

沖縄弁の「コミカルなノリ」に引き込まれて、全編1時間があっという間に過ぎて。

キャストがとてもナイスで。
「売れない漫画家」の美崎美月を演じた主役の仲宗根梨乃さんは、米国拠点に活躍するダンサー兼振付師。

準主役は、亡き弟の夢を叶えるために「押しかけ参加する中学生」の池間夏海さん。NHK連続テレビ小説「なつぞら」に出演した新進気鋭の女優。

「南島(フェーヌシマ)」には、踊り手8人が必要だけど、保存会には6人しかおらず。やむなく男性に限る伝統を破り、女性2人が応援参加することに。

映画の中で、印象深かったフレーズを二つ。

伝来時期も、歌詞の意味も不明な「南島(フェーヌシマ)」なのに、どうして?
「正直、伝統を守る理由も、継承する意味も分からないけど、僕の心が、”それは大切だ”と感じているわけ」(保存会メンバーの一人)。

理由や意味を考えるよりも、素直に感じたままに動けばいいと。
「Don’t think. Feel!」(燃えよドラゴン)の境地のように。

「皆んなの踊る姿を見て、気付いたさ。自分は自分が嫌いなんだと」。
「だって、皆んなみたいな”まぶしい顔”、自分にはずいぶん遠かったから」(漫画家の壁にぶつかって、挫けていた美月)。

確かに!
「大好きな何か」に打ち込んでいる時、人はキラキラと輝いて。
たった一度の人生。自分を信じて生きればいい。
自分の「弱さ」も「足りなさ」も、ありのままに受け入れて、なお‥‥。

最後に、うれしいお知らせを。
このブログで何度も取り上げてきた「奄美大島、徳之島、沖縄本島北部、西表島」が、ついにユネスコの「世界自然遺産」に登録されると。

希少固有種の動植物が生息する「南の島々」の自然が守られ、その恵みに囲まれて暮す人々が、より幸せになりますように!

何もないけど、何かが満たされて

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210509150926_091358065.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210509150926_756617773.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210509150926_530496920.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/05/header20210509150926_515806757.jpg
散歩中に立ち寄るいつもの公園のベンチ。
昨今は、「ソーシャルディスタンス」とやらで、先に座った誰かが独り占めに。

爽やかな風を感じながら、ぼんやり座っていた時、ふと思い出した映像が。

今帰仁村観光協会が制作した短編ドラマの「今帰仁ベンチ」。

都会の生活と仕事に疲れ果て、心が折れそうになったミサ(清水由紀さん)が、「一人っきり」になりたくて来た場所が、ここ今帰仁村。

ベンチに座る涙目のミサに、「温かい言葉」を掛けてくる地元のオジイ、オバアが。

その「ウザったさ」から逃れようと、次々と居場所を変えても一緒。

ミサの口から苛立ちの言葉。「一人になりたくて、ここまで来たのに。どうして皆んな、放っといてくれないんですか」。

この地に暮す人々にとっては、押し付けでも、お節介でもなく、自然に生まれてくる「当たり前の温かさ」なので。

夕食に誘われたオバアの家に、三々五々と集まってきた人々の優しい眼差しに癒されて。

「またいつでも帰っておいで」の言葉に、「きっと帰って来るから」と、素直に応えるミサ。

デジタル社会にコロナ禍が重なって、「人と人との物理的距離」は離れていくばかり。

だからこそ、「今帰仁ベンチ」が伝えたかったメッセージ、「何もないけど、何かが満たされる」が、ジワッと心に沁みるのかも。