「車輪梅」と「大島紬」

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/04/header20210430185858_680248400.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/04/header20210430185858_810594907.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/04/header20210430185858_483212422.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2021/04/header20210430185858_570213812.jpg
雨上がりの朝、庭のシャリンバイが満開に。

「車輪梅」はウメの仲間と思いきや、バラ科の花で、その花言葉は「そよ風の心地よさ」と。

確かに、この時節に吹く風は、「爽やかな気分」を運んでくるから。

シャリンバイで思い出すのは、奄美大島の伝統工芸品「大島紬」。

「大島紬」の重要な工程は「泥染め」。その染料は、地元名「テーチ木」(車輪梅)から作られていると。

奄美の土壌に含まれる鉄分と、車輪梅の染料に含まれるタンニンの化学反応によって、あの「大地の色」が生まれてくるそうな。

自然豊かな奄美の魅力に惹かれて、移り住んだ日本画家の田中一村。

彼が好んで用いた「独特な色合い」は、この「大地の色」から学んだように思えて。

次の機会には、「大島紬村」と「田中一村記念美術館」の展示を見較べて、色調の共通性を探してみようかと。

奄美大島の旅は、楽しい思い出ばかり。

透明度抜群の海に潜るダイビング、マングローブの原生林を巡るカヌーツアー。

そうそう、この島のソウルフード「鶏飯」は忘れられない味。昭和天皇、皇后お二方が、あまりの美味しさに「おかわり」をされたとの逸話も。

黒糖焼酎のほろ酔い気分を楽しんだ後、シメには「鶏飯」がお薦めです。