「黄色のチカラ」

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江戸川堤防の菜の花が、散歩道を一面の黄色に染めて。

我が家の黄梅モドキ(別名ウンナンオウバイ)も、傍らに咲くリキュウバイの白い花と競い合うように。

しばし足を止めて眺める、通りがかりの方も。

黄色い花を見ると、人は不思議と「幸せな気分」になって。

その昔、「幸福の黄色いハンカチ」という映画が。

松竹のキャッチコピーには、「チャラ男、傷心女、ワケあり渋メンの3人が、車一台で壮大な北海道を旅する物語」と。

何せ山田洋二監督で、高倉健、倍賞千恵子、桃井かおり、武田鉄矢、渥美清らの豪華キャストですから。

第一回日本アカデミー賞の最優秀作品賞をはじめ、受賞を総なめした歴代の名作。

ある方が、「この映画のラストシーンをまともに見たことがない。何故かと言えば、毎回観る度に、涙で曇って見えなくなるので」とまで。

夕張の空に旗めく満艦飾の「黄色いハンカチ」は、この作品に込められた思いの凝縮。

悲喜こもごもの人生だけど、そう捨てたものじゃない。愛と希望があれば、前を向いて生きて行けるから。

あのハンカチの色は、青でも赤でもなく、やっぱり黄色でなきゃ。

春の菜の花、夏の向日葵、秋の女郎花、冬には福寿草。

季節季節の黄色い花たちが、「折れそうになる心」を励ますように語りかけて。

「さあ、勇気を出してやってごらん。悩むより動いて。それが一番」。

そうだ!机の中に金刀比羅宮(こんぴらさん)から頂いた「幸福の黄色いお守り」が。

一昨年の「アワガミ国際ミニプリント展」に入選した作品(「Kingfisher on Lotus」)に会うため、四国を訪れた時に授かった縁起物。

人間は「フラジャイルな生き物」だから、神々が「黄色のチカラ」で背中を押してあげようと仕組んだのかも。

そう言えば、新幹線を支えるお助けマンも、「ドクターイエロー」でしたね。

「モドキ」よりも「なんちゃって」

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昨日は「啓蟄」。
暖かい陽気に誘われ、「春の訪れ」を告げる花々が一斉に咲き始めて。

江戸川沿いの公園には、薄桃色の桜。
ソメイヨシノにしては少し早すぎるので、寒桜の仲間かと。

散歩コースの道端に、いつの間にか真っ白な雪柳の花も開いて。

この時節に毎年、我が家の庭先を彩る黄色い花。この花の名前は?

Google Lensで検索したら、「オウバイモドキ」(黄梅擬き)がヒット。

「何とかモドキ」と言うネーミングに出会うと、何となく可哀想に思えて。

「モドキ」とは「似て非なる」を意味し、本物に対する偽物みたいなニュアンス。

英語で言えば「imitation」とか「fake」だから。

誰もがすぐに思いつく名前は「ガンモドキ」。

江戸時代の精進料理で、味が「雁の肉」(食べたことがないので不明)に似ているからと。

関西では「ひりょうず」(飛竜頭)と呼ばれ、ポルトガルの伝統菓子「フィリョース」が由来との説も。

食べ物はまだしも、生き物の名前に「モドキ」とは失礼千万。
昆虫にはカマキリモドキやナナフシモドキ、鳥類にもムクドリモドキやハチクイモドキ等々。

命名する生物学者の語彙力が足りないだけのように思えて。

新種が見つかると、それによく似た既存種の名前に「モドキ」を付ける安易なやり方。

もしも人間の呼称に使ったなら、どうなることやら。

まだ「なんちゃって」の方が、明るくていいのかも。