「模写」と「贋作」

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先週、ちょっと気になるニュースが。

著名な画家の版画の「贋作」が大量に出回り、警視庁が捜査中とのこと。

平山郁夫の「流砂朝陽」や東山魁夷の「草青む」、片岡球子の「桜咲く富士」の偽物が。

悪質な詐欺を働いた大阪の画商や奈良の版画工房は言わずもがなでも、情けないのは実際に販売した某百貨店。

リトグラフ作品(石版やアルミ板で水と油の反発作用を利用して刷る技法)ですが、肝心の「真贋の鑑定」をミスるとは。

「なんでも鑑定団」でも頻繁に出てくるように、美術品には「贋作」がつきもので。

素人の蒐集家が騙されるのは仕方ないけど、プロの専門家でも見抜けなかったとは。

ちなみに、「模写」と「贋作」の違いは?

アートの上達法には、先人の作品をそっくり真似することで、その優れた技術を学ぶやり方が。

その作品を自分自身の名前で出せば「模写」や「レプリカ」であって、先人の名前を騙れば「贋作」。

世の中には「贋作の天才」が、数多くいるようで。

それほど達者な腕前を持つ画家ならば、自分のオリジナル作品を描けばいいのにと思うけど。

不思議なことに、「贋作」では天才でも、「創作」になると鈍才らしく。

「カタチやイロ」の表現はそっくりに出来ても、作者の「世界観」や「根源の想い」は、決して真似できないので。

だから、天童よしみの歌唱力がどれほど高くても、やっぱり「美空ひばりは美空ひばり」ならでは、ということですよね。