梅雨の風物詩といえば、アジサイとカタツムリでしょうか。
沖縄県本部町にある饒平名(よへな)ウトさんの個人庭園「よへなあじさい園」が見頃を迎えたそうな。
個人庭園といっても、1万平方mの山の斜面に1万株、約30万輪もの紫陽花が咲く見事さ。
一昨年に100歳で亡くなられたウトさんは、地元で「アジサイばあちゃん」と親しまれて。
梅雨明けの沖縄では、たった一夜だけ咲き、夜明けに散ってしまう幻の花「サガリバナ」も必見。
サガリバナの特徴は、何といっても無数に伸びる淡いピンク色の雄しべ。その姿は、まるで幻想的な花火のように。
バニラみたいな甘い香りに虫たちが引き寄せられて、受粉のお手伝いを。
嗚呼、美ら海沖縄に行きたい!
渡航自粛要請中に沖縄をうろついた顰蹙タレントもいましたが、6月初からは部分解除されて。
美ら海水族館や首里城公園など、営業を休止していた観光施設も次々に再開して。
今月下旬には、残る6都道県との往来も含めて全面解除を予定とのこと。
「爽快な気分」を取り戻す特効薬は、スカッと晴れた青空と美しい海。
この夏は、本島、石垣島、宮古島、西表島の何処を拠点に旅しようか、アレコレと思いを巡らせて。