愛称は「おむすびころりん」

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コロナ騒動が長引いて、ついつい俯きがちな日々ですが、たまには夜空の星を見上げて。

あまり話題にされませんが、宇宙に輝く「希望の星」を。

今月、小惑星探査機「はやぶさ2」は、地球帰還を目指すラストランを開始しました。

年末頃に、小惑星「リュウグウ」の砂や石が入っている「玉手箱」(カプセル)を、豪州の砂漠に送り届ける予定と。

思えば6年前に地球を飛び立ち、総飛行距離32億kmの長旅を経て、目的の小惑星「リュウグウ」へ。

史上初の偉業の中でも、圧巻は銅製の衝突体を撃ち込んで作成した人工クレーター。

クレーターの愛称を「おむすびころりん」と名付けたのは、ナイスな遊び心で。

お伽話のように、穴の中にネズミはいないでしょうが、ひょっとしたら未知の微生物が見つかるかも。

「初代はやぶさ」は大気圏に突入して燃え尽きましたが、働き者の「はやぶさ2」は玉手箱を届けてすぐに軌道を変え、別の小惑星に旅立つ予定と。

「リュウグウ」の次に向かう先は何処なのか興味津々。

宇宙のどこかでまた、「ニライカナイ」のような桃源郷を探す物語を期待しましょう。

時を待ち続ける蜘蛛

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雨上がりの朝、庭の片隅に蜘蛛の巣を見つけて。

放射状に連なる水滴ビーズが、「自然のアート」のように。

じっと静かに「捕獲の時」を待ち続ける蜘蛛の姿が、妙に印象的。

人間界では自粛要請の中、賭け麻雀に興じる検事長やパチンコ店に通う市会議員、はたまた花見と旅行に遊び惚ける首相夫人。

とかく人間という生き物は、辛抱強く「時を待つこと」が苦手なのかも。

「究極の自己隔離」をイメージすると、南極に暮らす越冬隊員やISS(国際宇宙ステーション)に滞在する宇宙飛行士を。

隔絶された空間の中で、「帰還の時」を信じて、ひたすら待ち続けた経験の持ち主。

ISSに滞在経験がある元宇宙飛行士から、こんなアドバイスが。

*スケジュールを立て、それに従って行動する。
*時には趣味を楽しむ時間を過ごす。
*毎日欠かさず、日記を書く。
*ネットで家族や友人と対話する。
*ルールの範囲内で、外に出る。

普通にシンプルで、誰にでもできることですよね。

別れ道は、きっと「その時が来る」と信じて、心静かに待てる人か、待てない人か。

待つことに耐えられない人には、「我慢の鬼」参拝(板橋区乗蓮寺)がお薦めかも。

庭先の蜘蛛は、いつも通りに「捕獲の時」を信じて、待ち続けているようです。

「今この時」を楽しんで

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晴天の朝、普段と何も変わらず、小鳥たちの囀りが聞こえてきます。

いま、私の「カワセミ4羽」は、パリのギャラリー倉庫で春眠中。

いつ頃に目覚めて、羽ばたく日が来るのやらと思っていた所、少しホッとする知らせが。

自粛を余儀なくされていたドイツの博物館や美術館が段階的に再開し、フランスでも5月11日からギャラリーや小規模な博物館・美術館が条件付きで再開予定と。

この騒動の中、思いを伝え始めたアーティストもおられて。

草間彌生さんは、魂を込めてこんなメッセージを(長文ですが引用)。

“我々の念願の彼方に輝く絶大なる希望を、いつも願ってやまない。
その光こそ来たれ。
それは我々が待ち望む大いなる宇宙の輝きである。

人々が暗黒の世界に退けられてしまっている今こそ、
宇宙の中で広がった我々の希望の極地に、神よ来たれ。

最愛の人間たちの一人一人、その歴史の中で、
今こそ我々の魂への愛の讃歌を求めていこう。
この歴史的な脅威の中に、刹那に輝いた素晴らしい未来を
歌い上げたいと思わないか。

(中略)

我々の前に立ちはだかった新型コロナウイルスよ。
地上から消えてゆけ。
我々で戦ってやる。
この計り知れない魔物と戦ってやる。

世界中の人々よ、今この時こそ全ての人類が立ち上がって欲しい。
そして、すでに戦っている人々へありがとうと言いたい。”

その通りですよね。
世界中の人々の切なる願いは、以前のような「平凡な日常」が戻ってくること。

「終息」はできなくとも、いつかは「収束の時」が来るから。

その時、戻ってくる日常とは?

イタリアの文筆家パオロ・ジョルダーノは、話題作「コロナの時代の僕ら」で、こんな問いかけを。

“すべてが終わった時、本当に僕たちは、以前とまったく同じ世界を再現したいのだろうか?”

なるほど、一考の価値あり!

人生の楽しみ方や、仕合わせ感の求め方。
物事の優先順位や、自然環境との付き合い方。
人と人との繋がりや、意味ある時間の過ごし方等々。

ひょっとしたら、Before/Afterで変わるのかも?

そんな人間の「揺れる思い」にお構いなく、小鳥たちは、いつものように「今この時」を楽しんでいるようです。

「時の旅人」のように

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昨今の日々は、母港に「停泊する船」のイメージ。

長い航海で痛んだ船体を補修し、クルーの英気を養う機会のよう。

外の嵐が「過ぎ去る時」を待ち、いつかまた、「船出の時」が来る日まで。

ふっと浮かんできたメロディは、懐かしき「時の旅人」。

緑の草に抱かれて
手のひら枕に 少し眠ろう
何を急いで生きてきたのか
こんなに静かな空の下で
流れる雲が 昔話を
つぶやきながら 過ぎてゆく

ご存知ドラえもんの映画「のび太の日本誕生」のテーマソング(武田鉄矢作詞、堀内孝雄作曲)です。

のび太とぺガの別れの時、西田敏行さんの優しくも哀愁漂う歌を聞いて、涙した方は多かったかも。

確かに「何を急いで生きてきたのか」と、ちょっと考えさせられたり。

パパラギ(文明人)はいつも時間が足りないことを嘆き、天に向かって「もっと時間をくれ!」と不平をいう。

日が出て日が沈み、それ以上の時間は絶対にあるはずはないのだが、パパラギはそれでは決して満足しない。

「時の旅人」の二番には、こんなフレーズも。

海に沈む夕日の前で
優しくなろうとしみじみ思う
私の心よ もっと広がれ
夕焼け映す海のそばでは
寄せ来る波が思い出話を
遠い沖から運んでくる

目に見えぬ極小の存在がもたらしたもの、それは「時間の減速」。

緩やかな時を過ごし、「流れる雲の昔話」や「寄せ来る波の思い出話」を楽しんで。

「優しくなろう」としみじみ思えたら、さらに良しなのですが、凡夫の身には果たして?