新しい作品の完成

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2019/05/header20190522153858_198726598.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2019/05/header20190522153858_578679723.jpg
「Kingfisher on Lotus」(カワセミシリーズ第三作目)が、ようやく出来上がりました。

サブタイトルは「穏やかな朝」。

和紙の乾燥後に、落款印とエディションナンバーと署名で完成。

アブダビ展覧会への出展をイメージした作品です。

ベースカラーは、「イスラム教の聖なる色」とされるグリーン系で。
合わせる青は、モスクで見かける緑がかった「イスラムブルー」。

難しかった表現は、朝靄のたなびく山並みや、淡い蓮の花の「ほんのり感」。

様々な「ぼかし技法」を用いて、試行錯誤を繰り返しました。

彫った版木は24版、摺りの回数は30度の限定30部。

最後の仕上げは、額縁とマットの選定。
どんな材質と色合いを組み合わせようかと思案中。

「越前手漉き和紙」との繋がりで、「越後天然桐の額縁」にしようかと。

後日、額装した作品をアップします。

月旅行に誘われたら

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2019/05/header20190521145347_756340152.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2019/05/header20190521145347_449904207.jpg
映画ドラえもんの最新作は、「のび太の月面探査記」。

月の裏側に「ウサギ王国」を作るというストーリーですが、中国の嫦娥4号着陸の話題と重なって。

50年前の人類初の着陸以降、月面を歩いた宇宙飛行士は、僅か12人。

月に移住できる日は、かなり遠いようですが、月旅行には現実味が。

いくつかの旅行会社は、既に「ツアー企画」を公表し、募集を準備中。

その一例のクラブツーリズムは、こんなプランを。

月面ホテルに宿泊し、地元食材で作られた「月の名物料理」を楽しんでくださいと。

思い出したのは、映画「オデッセイ」。

火星に置き去りにされたマット・デイモンが、生き残るために栽培したジャガイモのイメージが。

既に予約を受け付けている旅行会社も。

最近、話題になったのは、あのお騒がせ男。

某通販会社の社長が、5年後にアーティストチームを引き連れて、「月旅行」に行くと。

もし誘われたら、どうしましょうか。

答えは即座に、「ノーサンキュー」。

自他とも認める高所恐怖症には、とんでもない話。

この地球上には、まだ行ったことがない「憧れの地」が山ほど。

そんな「お金と時間」があったなら、思う存分「国内外の旅」を楽しみたいので。

天国に一番近いアイドル

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2019/05/header20190511184931_135065930.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2019/05/header20190511184931_258071341.jpg
陽気が夏めいてくると、気持はやっぱり沖縄へ。

自然豊かな八重山諸島の「ちゅらさん」の舞台、小浜島。

石垣港から、高速船で25分の距離にある人口僅か700人の小さな島です。

ここに「天国にいちばん近い」と言われるアイドルユニットが。

その名は「KBG84」。平均年齢84歳の「小浜島ばあちゃん合唱団」。

この所、世間を騒がせている新潟の「NGT48」と同じ年、2015年に「Come on and Dance小浜島」でデビュー以来、東京や札幌公演、海外ではシンガポール招待公演も。

そもそもの始まりは、琉球の伝統的な行事、「三月遊び」と言われる「歌と踊りの女子会」から。

何と!入団資格が80歳以上で、それ未満の方は研修生と。

普段は、杖に頼る老女が舞台に立てば、別人のようにノリノリで。

「健康長寿社会の理想モデル」として、BBCやCNNからも絶賛され、幻冬舎から単行本まで。

歌って踊るオバァたちが紡いだ「命の知恵」とは?

とにかく、よく働き、よく笑い、よく食べ、よく感謝すること。

そして、「神様」を大切にし、「自然」を大切にし、「行事」を大切にし、「仲間」を大切にすること。

「人生100年時代」の生き方を、見事に体現する、小さな島の「素敵なオバァたち」。

皆んなの夢は、「紅白歌合戦」に出場すること。

80歳を超えても、目標に向かって精進を積み重ね、「人生の仕事」を楽しんでいる姿が素晴らしい。

KBG 84ファンクラブがあるなら、入りたくなりますね。

人知が及ばぬ世界に

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2019/05/header20190506070755_407267730.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2019/05/header20190506070755_633710131.jpg
岡本太郎さんは、著書の「沖縄文化論」で「御嶽(ウタキ)」について、こんな言葉を。

「私を最も感動させたものは、意外にも、まったく何の実体も持っていないといって差支えない、御嶽だった」。

確かに、神殿も偶像もなく、自然のままの樹木や岩石があるだけで。

「おそらく我々の祖先の信仰、その日常を支えていた感動、絶対感はこれと同質だった。(中略)日本人の血の中、伝統の中に、この何もない浄らかさに対する共感が生きているのだ。この御嶽に来て、ハッと不意をつかれたように、それに気がつく」。

世界の聖地として名高い、エジプトのアブ・シンベル神殿、ギリシャのパルテノン遺跡、フランスのモンサンミッシェル修道院など。

日本では、伊勢神宮や出雲大社も。

その多くが、権威を象徴する「荘厳な建造物」。

岡本太郎さんは、こう続けて。

「沖縄の御嶽でつき動かされた感動は、まったく異質だ。なに1つ、もの、形としてこちらを圧してくるものはない。清潔で、無条件である。だから、逆にこちらから全霊をもって見えない世界によびかける」。

この感覚は、とてもよく分かります。

私の木版画のモチーフは、一貫して「あるがままの自然」と「無垢の生き物」。

生意気なようですが、あえて、人工的なものや、生身の人間は外して。

アインシュタインの言葉に。

「我々が経験し得る最も美しいものは神秘。それはすべて、真の芸術と科学の源だ」。

人間の「知恵や作為」が及ばぬ世界にこそ、「本物の美」があるのかも。

只今制作中の「Kingfisher on Lotus」は、9合目に。

時間がかかりましたが、5月中には出来上がりそうです。

「竜宮の使い」は人魚?

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2019/05/header20190501170801_287417166.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2019/05/header20190501170801_769959985.jpg
今日から令和元年。

我が家でも、朝のヨーグルトは明治プロビオR-1で、ささやかなお祝いを。

朝刊は皇位継承の話題一色ですが、その片隅に小惑星「リュウグウ」を探索する「はやぶさ2」の記事が。

はるか2億8千万kmも離れた宇宙空間で、46億年前の太陽系の生い立ちを見つけ出すミッションを、今日のこの日も黙々と。

「リュウグウ」の名称は、JAXAが一般公募を経て選んだもの。

浦島太郎の玉手箱を、小惑星の貴重なサンプルが入ったカプセルになぞって。

「リュウグウ」で思い出すのは、「幻の深海魚」と言われる「リュウグウノツカイ」。

富山湾では、割とよく捕獲されますが、兵庫の豊岡市や沖縄の読谷村でも定置網にかかり、生きたまま水揚げされて。

昔から、「リュウグウノツカイ」の出現は、「地震の前触れ」との俗説があり、特に中国や台湾では、「地震魚」とも。

超常現象が好きな方は、ご不満かもしれませんが、専門の学者は、「地震との因果関係」を否定し、ただの迷信と。

それよりも興味を惹かれる話は、「人魚伝説」との関連。

「人魚のモデル」は、欧米ではジュゴンやマナティのようですが、日本では「リュウグウノツカイ」という説が有力。

古文書の記載から、特徴の「白い肌に赤い髪」は、銀白色の魚体に赤い鰭が符号すると。

人魚イメージの「美しい容貌」とは、かけ離れていますが、そこはジュゴンもマナティも一緒で。

ちなみに、「リュウグウノツカイ」を食べた勇気ある方の話では、「ゼラチン質でプリプリの刺身は、エビのような食感。お鍋にしても、身が甘くて美味しい」と。

佐渡島には、人魚を食べて1000年の寿命を得た「八百比丘尼」の伝説が。

ひょっとして、この魚の肉にも「不老長寿の効能」があるのかも。