旅の由来は「他火」

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「俺は旅人だからな。風の吹くまま、気の向くまま。歩きながら考えるさ。」

「フーテンの寅さん」の有名なセリフです。

短い人生を、「旅」を続けて暮らすなんて、何とも羨ましい限り。

日本語の「旅」は、全てを包含しますが、英語には4種の使い分けが。

寅さんの「旅」は、「trip」、「tour」、「travel」よりも、「journey」がピッタリで。

目的地よりも、「旅のプロセス」そのものが、「生きる意味」に繋がっているように。

「旅」という言葉の由来は、諸説ありますが、私の一押しは、「他火」。

古来より、人間にとって「火」こそが、「命の拠り所」。

遠く離れた場所で、「他者の火」を分けていただいき、暖を取り、空腹を満たす喜び。

「見知らぬ人々」の温もりや、「火の神様」の恩寵に感謝し、また明日の「生きる力」を授けられ。

う〜ん。やっぱり「旅」の由来は、「他火」にあり。

ちなみに、「火の神様」は、世界中どこにでも。

よく知られたギリシャの「プロメテウス」、インドの「アグニ」、ポリネシアの「ペレ」が。

日本にも、沖縄の「ヒヌカン」、アイヌの「アペフチ」、仏教の「三宝荒神」、神道の「かまど神」と多士済々。

「火に宿る神々」への祈りや、「先祖の魂」を慰めるための神事として、「火祭り」も盛んに。

「旅」と言えば、加山雄三さんの懐かしい名曲「旅人よ」。

「時はゆくとも いのち果てるまで
君よ夢をこころに 若き旅人よ」。

さあ、もうすぐゴールデンウィーク。

沖縄では早くも海開き、各地の躑躅も咲き始めて。

少々出遅れ気味ですが、「他火」の予定を考えましょうか。