「令」は古来、「神様のお告げ」を意味するとのこと。
「和」の反対語は「乱」や「戦」。
「富と権力」の奪い合いに明け暮れる人間社会を嘆き憂う「八百万の神々」が、一斉に「和を重んずべし」と告げる時代が来たのかも。
ちなみに「令和」の英訳は、こんな表現で。
英国BBCは「Order and Harmony」(秩序と調和)、米国ブルーバーグは「Order and Peace」(秩序と平和)。
「神様のメッセージ」を伝えてくれるシャーマンには、沖縄の「ユタ」が。
沖縄には、琉球の創世神「アマミキヨの霊地」を巡る「東御廻り(あがりうまーい)」という聖地巡礼の行事があります。
首里の御嶽を起点に、斎場御嶽を経て玉城グスクまでの14ヶ所の旅。
本来、美しい自然に囲まれた聖地巡礼は、数日かけて徒歩か自転車でゆっくりと。
そんな時間がない方のために、「貸切タクシー10時間」という特別なツアーもあるそうな。
「神人ユタ」が案内者として、同乗していただけるという「ナイスなおまけ」も。
BEGINの「医者半分、ユタ半分」という歌に、こんなフレーズが。
「あの〜先生、お尋ねします。私の病気、何ですか?」
「あいえな〜姉さん、お願いします。いつ頃、バチがあたりますか?」
「医者半分、ユタ半分よ。それが沖縄ぬLove and Peace」。
「令」の象形は、儀礼の帽子を被って跪き、神託を受ける人の形。
「神様からのメッセージ」が、世界の人々の心に響き、共鳴の輪が拡がっていくことを願います。