妹の力

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前回のブログ、「男は海人、女は神人」の続きを。

久高島は、琉球開闢の女神「アマミキヨ」が、天から降り立ったとされる場所。

その神話を受け継いで、沖縄・奄美には、「女の霊力」が「男を守護」するとされる「おなり神」信仰が。

家族の中では、妹は「兄を護る神」とされ、旅に出る時には「髪の毛」や「手拭い」をお守りにして。

フーテンの寅さんと「妹のさくら」のイメージが重なるような。

琉球王国の各共同体でも、「政治(はたらき)」は男、「神事(いのり)」は女の役目と。

「取り柄は体力」の男は、旅に出て力仕事を、「優れた霊感」が備わった女は、神と繋がる仕事を。

なるほど、合理的で納得できる適材適所。

一見すると、男性優位とされる現代の社会でも、実際のところは?

名だたる政治家や経営者も、密かに「おなり神」にひれ伏しているのかも。

かく言う私も、家に戻ればからっきし。

君臨する「山の神」を頂点に、「我儘な子供たち」と「無垢の愛犬」が連なる、鉄壁のヒエラルキーが。

ちなみに、柴又駅前には、寅さんを見送るさくらの姿(銅像)が。

帝釈天の御前様が言った「仏様は愚者を愛しておられます」と、同じ思いで。

「あのね、お兄ちゃん。辛いことがあったら、いつでも帰っておいでね」と、語りかけているかのように。