「謝るばかり」の日々が

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「ゆるす」には、二つの意味が。

「許す」は、許可するニュアンスの「permit」。

「赦す」は、無条件に包み込む感じで「forgive」でしょうか。

人生、数多くの出会いがある中で、神仏ならぬ「普通の人間」にとって、「赦す心」を備え持つのは、至難の業かも。

雪国の景色を見るたびに、思い出すのは、最後の瞽女「小林ハルさん」のこと。

生後まもなく視力を失った「ハルさん」にとって、生きるすべは「瞽女の道」しか。

5歳で弟子入りしてから一生涯、三味線を抱えて北陸・東北を巡業する旅を続けて。

「初めての旅」に出る日、母親が伝えた言葉が。

「辛い時は、じっと我慢して、神さま、仏さまのお力にすがってな」。

盲目の女旅芸人ゆえに、いじめられたり、騙されたり、「絶望のどん底」に落とされたり。

「ハルさん」をよく知る方々は、こんな人物評を。

「いつも気持が平らで、怒ったのを見たことがない。常に礼儀正しいし、人の悪口も言わない」。

「ハルさん」の生き方を支えてきた言葉が。

「よい人と歩けば祭り、悪い人と歩けば修行」。

どんなに嫌な人と出会っても、「天の配剤」による「修行の機会」と思えば、素直に「赦すこと」ができたのでしょう。

我が身を振り返れば、「赦すこと」より、「謝るばかり」の日常が。

サラリーマン川柳の名句が、脳裏を駆け巡って。

「許される 仏は三度 妻一度」。