初めてお会いした方なのに、昔から知っていた人のような。
「デジャヴ(既視感)」らしき体験を、約7割の方がお持ちとのこと。
そのような感覚が生まれる理由については、様々な説が。
ザ正統派の脳科学者利根川進さんは、「デジャヴは記憶障害であり、脳が似通った2つの状況を、区別できなかった時に起こる」と。
ぶっ飛んでる量子物理学者ミチオ・カクさんは、「異なる宇宙からの転移」、あるいは「波動の同調と関係あり」と、自説の「パラレルワールド理論」との関連性を示唆。
仏教的な見方では、「輪廻転生による魂の記憶」、「前世の記憶」という解釈も。
さらにスピリチュアルな視点からは、「異次元の存在からのメッセージ」とまで‥‥。
いずれの仮説も、科学的に証明されておらず、真実は闇の中。
世の中は、「実験できないこと」や「数値化になじまないこと」だらけ。
例えば「記憶はどこにあるのか」?
シナプスか、細胞か、臓器か、生体システムか、集合的無意識か‥‥。科学は、未だ解明できず。
そうであるなら、自分が「信じること」、自分の「好みに合うこと」を、正しいと考えればいいでしょう。
「祖先の記憶」は、後世に引き継がれると信じて。
証明はできなくとも、「己の直感」に素直に従えば、腑に落ちるかも。