古墳時代に建てられた湯島天満宮のご本家の神様は、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)。
並外れた腕力・筋力の持ち主で、「ここ一番の勝運や突破力」の霊験あらたかな「スポーツの神様」。
そう言えば、ももクロには「天手力男」というタイトルの歌が。
印象的に残るフレーズは、「己の敵は、己自身だ」、「いつか己を超えて行け」。
自分自身を閉じ込めている「天の岩戸」をこじ開けて、自らの「内にひそむ光」を引き出そうよと。
まるで、大坂なおみさんに寄り添うサーシャ・バインコーチの言葉のように。
彼女には、数々の名言(なおみ節)がありますが、その中の一つに。
コーチからは、いつもいつも「なおみ、物事をポジティブに捉えるんだ。君ならできる」と。
誰にでもある、心の奥底での葛藤。
若い彼女にとって、「天の岩戸」の扉を開くお助けマン、「天手力男」のような存在は、とても貴重かも。
翌日の記者会見で、ご褒美に何をしたいかと問われ、「カツ丼が食べたい」と。
確か全米優勝の時は、「抹茶アイス」だったような。
うーん。やっぱり「お好みの味」は、ザ・ジャパニーズですね。