最後の一匹となったハワイ固有種の「カタツムリ(愛称ジョージ)」が、亡くなったという悲報。
大陸から遠く離れた島嶼には、「希少な固有種」が、未だ生き残っています。
生き物の楽園、琉球列島にも。
不思議なことに、沖縄の固有種には、「どデカイ昆虫」と「チッコイ動物」が。
日本一大きなチョウの「オオゴママダラ」は、幅15cmも。
日本最大のクモ、「オオジョロウグモ」は、脚を含めた全身が20cm超。
超ビッグサイズの蛾、「ヨナグニサン」には、翅の先端に「蛇の頭」のデザインが。
捕食者から、身を守るための「進化の知恵」には、驚くばかり。
チッコイ動物の例は、めでたい干支の「リュウキュウイノシシ」。
体重が、ニホンイノシシの2分の1ほどで、ルックスも可愛いらしく。
「与那国馬」も、体高がサラブレッドの半分とミニサイズ。
その理由は、体温維持と体サイズの相関(ベルクマンの法則)で、説明がつくそうな。
鹿でも、最大は北海道の「エゾシカ」で、最小は慶良間諸島の「ケラマジカ」と。
「ダーウィンが来た」でも紹介された、珊瑚礁の海を泳いで、島渡りする可愛い鹿です。
ちなみに、天然記念物の「与那国馬」は、わずか130頭。
半野生による生存可能数は、「放牧地の面積」に応じた草の量次第。
与那国島と言えば、「Dr.コトー診療所」のロケ地。
中島みゆきさんの主題歌を、懐かしく思い出して。
銀の龍の背に乗って、届けに行こう「命の砂漠」へ。
銀の龍の背に乗って、運んで行こう「雨雲の渦」を。
願わくば、「命の島」に、「慈悲の恵み」が運ばれて。
かけがえのない「いのちの繋がり」が、永らえますように。