ギアチェンジは、オートマだから大丈夫。アクセル加速は、急発進に注意して。
「Halcyon on Lotus」の原画は出来上がり、いよいよ彫りの工程に。
下準備の今日は、砥石で「彫刻刀」を研ぎ上げ、サンドペーパーで「版木」を磨く作業を。
新しい作品は、主役の「翡翠(カワセミ)」に添える「聖なる花」にチャレンジ。
クロード・モネなら「睡蓮」でしょうが、ずっと憧れていた「蓮の花」を。
約1億年前に現れた古代植物の「ロータス」は、神仏崇拝のシンボル的存在。
エジプト神話の神、オシリスの王座から咲く「再生の象徴」も。
「美と豊穣」をもたらすヒンドゥ教の女神、ラクシュミーの台座と両手にも。
仏教にも取り入れられ、吉祥天の蓮華座や、如意輪観音の手にも、「極楽浄土の花」が。
そんな「蓮の花」を、どう表現するかと、今からワクワク。
立ちはだかる難所は、花色のグラデーションと、水面にたなびく朝靄の「微妙な色合い」。
齢を重ねると見えてくるのが、「中間色の世界」だから、きっと大丈夫!
何事も、やる前だけは「超楽観的」なので。