「異形の神々」が世界へ

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最近、ちょっといいニュースが。
全国8県10地域の「来訪神」が、ユネスコの無形文化遺産になるとのこと。

そもそも「来訪神」って何?
その代表例は「男鹿のなまはげ」と聞けば、イメージが湧いてきます。

民俗学者の折口信夫さんが、「マレビト(稀人)」と名付けた「来訪神」。
年に一度、常世の国からやって来る「異形の神様」たちです。

作物の豊穣や人々の幸せをもたらしてくれますが、時には怠け者を戒めたりも。
なまはげは大晦日の晩、恐ろしい形相で家々を訪ねて、
「ここの家の嫁は早起きするがー」。
「親の言うこど聞がね子はいねがー」。

います!います!
勉強はしない、手伝いもしない、部屋は散らかし、忘れ物ばかり。
「もっと言ってよ!」と頼みたくなりそう。

なまはげの他にも「能登のアマメハギ」や「甑島のトシドン」など。
以前、このブログで紹介した西表島のミルク神(実は弥勒菩薩)は外れましたが、沖縄代表は「宮古島のパーントゥ」。
琉球の常世の国は、海の彼方の「ニライカナイ」。

全身泥まみれの「パーントゥ」には、本当にビックリ。
この厄祓いの神は、誰かれ構わず追いかけて泥をなすりつけます。
ご利益があるとしても、思わず逃げたくなりそう。

もうすぐハロウィンのお祭り。
元来は、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教的行事でした。

日本には、八百万の神がいます。
個性豊かな神様たちが、至る所に。
「みんなちがって、みんないい」。
地元自慢のローカル色を、これからも守り続けて欲しいですね。