曼珠沙華の妖しい魅力

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「秋の花」のトリは、妖艶な美しさに心惹かれる曼珠沙華。
彼岸花は、知れば知るほど不思議な花です。

仏教の由来では、「天界に咲く花」として慶事のしるし。
俗世では、気の毒にも「死人花」とか「幽霊花」とかの言われよう。

もっぱら墓地や畦道に植生する理由は単純明快。
アルカロイドを含む有毒植物なので、モグラやノネズミ対策に効果的です。
その一方で、毒を取り除けば良質なタンパク源にもなり、飢饉に備えた非常食との説も。

変わった特性をもう一つ。
植物は普通、芽が出て茎が伸び、葉がつき花が咲く順番。
彼岸花は茎だけで咲き、葉がありません。
花が散った後に球根から葉っぱが。

曼珠沙華の「妖しい魅力」は、正邪とか善悪とか美醜の分別を超えた所にあるのかも。

自然には、恵みをもたらす「優しさ」と猛威を振るう「過酷さ」が。
神には、救いの手を差し伸べる「慈愛」と無情に突き放す「冷酷さ」が。
その「両面とも真実」。
だから人生は面白いのでしょうか。