金木犀の香りに誘われて

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嵐の前の静けさ。
この時期ならではの「金木犀の香り」に誘われて、近場にウォーキング。

嗅覚は不思議な感覚です。
ある匂いが記憶を蘇らせる現象を「プルースト効果」と言うそうな。
干し草の匂いが懐かしき故郷を、プルメリアの香りが南国リゾートのホテルを、ほのかなフレグランスがその当時に憧れていた方を。

フランスの作家マルセル・プルーストの場合は、紅茶に浸したマドレーヌの香りがトリガーのよう。
確かに食べ物の匂いは、記憶のフラッシュバックに効果的です。

嗅覚は五感の中で唯一、原始的な感情を司る大脳辺縁系と言う古い皮質に繋がっているとのこと。
そう言えば、家内が絶食中に異常な程、食べ物の匂いに敏感になり驚いたことが‥‥。
餌を探し当てる嗅覚は、生き物の生存に欠かせない本能のようです。

そろそろ雨風が強くなる気配。
玄関のドアを開けるとカレーの匂いが。
蘇ってきたのは、学生時代の空腹を満たすカレーライスを食べた「学食の思い出」でした。