よい人と歩けば「祭り」

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今年の北陸地方は、記録的な大雪。
年に1〜2回降っただけで、大騒ぎする首都圏の住人には、耐えがたい厳しい毎日でしょう。
試練に耐える「辛抱強さ」や、「諦観」に支えられた「生きる力」は、雪国で暮らす人々ならではかもしれません。

豪雪地帯の新潟県に生まれ育った「小林ハルさん」をご存知でしょうか。
105歳で亡くなられましたが、「最後の瞽女」として「人間国宝」とも呼ばれた方です。
生後まもなく視力を失い、生きていくために「瞽女の師匠」に5歳で弟子入り。

その時から一生涯、三味線を抱えて北陸・東北を巡業する旅が続きました。
8歳で初めて旅に出る日、母親が伝えた言葉。
「辛い時はじっと我慢して、神さま、仏さまのお力を待つのだ」。
瞽女という職業ゆえ、視覚障害を持つがゆえに、私達には「想像もできないほどの苦しさ、辛さ」を味わったことでしょう。

脳裏から離れることのない「ハルさんの言葉」。
「よい人と歩けば祭り、悪い人と歩けば修行」。
本当にその通りだと思います。
いい人に出会えた時の「心の華やぎ」、相性が合わぬ人から学ぶ「反面教師の教え」。

幸いにも我が人生、「祭りの喜び」を感じることは多く、「修行の機会」は足りないのかもしれません。
「今度生まれ変わることがあったら、虫でもいいから明るい目を持って生まれたい」。
心に沁みるハルさんの思いです。
五体満足で生きていることに、あらためて感謝します。