「ムーミン谷」は「オーロラの下」に

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センター試験の地理Bで、ムーミンの故郷をフィンランドと決めつけたことが問題視されています。作者のトーベ・ヤンソンの国籍を前提としたようですが、スウェーデン語で書かれた原作には、ムーミン谷の所在地を特定する記述はないとのこと。

東北地方のある小学校の話を思い出します。「雪がとけたら何になる?」という問題に、ほぼ全員が水と答えた中で、一人だけ「春になる」と答えた子がいました。先生は不正解としましたが、それでいいのでしょうか。

欧米流の二元論、正解は○か×かの「二者択一的な発想」は、人の「感性や想像力」を劣化させます。世の中のほとんどのことにおいて、「答は一つ」ではありません。雪がとけたら「春になる」、こんな「豊かなイマジネーション」を認めてくれる社会であって欲しいものです。

私の新作「Owl in Green」は摺りの工程に。一番難しいオーロラの色彩表現をどうするか、試行錯誤を繰り返しています。
想像から生まれた風景が語りかけてきます。ムーミン谷は、北欧のどの国からも見える「美しいオーロラの下」にあると‥‥。