いずれ「月に暮らす日」が

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お月様の話題を続けます。
「月は心の鏡」と言われるように、日本人は月に様々な思いを寄せてきました。日本の和歌の中で最も詠まれた題材も「月」だそうです。
万葉集から柿本人麻呂の一首をご紹介します。「天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ」。とても幻想的でロマンチックな情景です。

音楽や絵画の世界でも同様に、私が好きな東山魁夷や平山郁夫、川瀬巴水は、「月」の神秘的な美しさを描いた作品を数多く残しています。

地球の4分の1の大きさを持ち、29.5日の周期で姿を変え、光の速さなら僅か1.3秒の距離にあるお月様は、本当に身近な存在ですね。
「パパ、お月さまとって!」(エリック・カールの絵本)のように長いはしごで登っていかなくても、人間が「月に居住する日」はそれほど遠くないかもしれません。

米国は長らく中断していた月探査の再開を決めたそうです。日本の月探査機「かぐや」が、月の地下に巨大空洞が存在することを発見し、居住空間に活用できる可能性が示されました。来年にはグーグル主催の月面探査レースに、日本の民間チーム「HAKUTO」が参戦する楽しみなイベントがあります。

一方、車椅子の物理学者ホーキング博士が今年、気になる未来予測を発表しました。「人類に残された時間は、せいぜい100年しかない。急いで別の惑星に移住することを考え、実行しなければならない」と‥‥。

願わくは、博士が危惧する世界大戦や環境破壊による地球脱出ではなく、夢や希望のゆくえにある「月に暮らす日」を待ち望みたいと思います。
子供たちの体育の授業にも、いずれは「ムーンウォークの練習」が入るかもしれませんね。