進化の不思議

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2017/12/header20171201121348_553988525.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2017/12/header20171201121348_350215284.jpg
前回、「空を飛ぶ鳥」への憧れについて書きましたが、何故か「飛ぶことをやめてしまった鳥」もいます。ペンギンやダチョウ、キーウィ等々、沖縄にもヤンバルクイナがいます。
せっかく獲得できた飛翔能力をどうして放棄してしまったのか不思議ですが、種の存続に最適な進化形としての選択だったのでしょう。
ニュージーランドのような島嶼には、天敵となる捕食者が存在しなかったために、空中に逃避する必要がなかったと言われています。外敵がいない環境であれば、飛翔能力に関わる特殊な骨格や筋肉を退化させ、省エネ型に進化した方がメリットがあったようです。
かつては「鳥の楽園」だった島国も、人間が侵入し外来種の生き物が繁殖することによって、多くの「飛べない鳥たち」が絶滅(モーリシャスのドードーやニュージーランドのモア等)してしまいました。環境条件次第で進化の適不適が変化し、生き残りの可否が決まるというシビアな現実です。
生き物の一員である人間は、未来に向かってどのように進化していくのだろうか、とても興味深いテーマです。既に進化が止まったとか、徐々に退化しつつあるとか、 科学の進歩により万能の神に近づくとか諸説ありますが、どうなることやら‥‥。
はや師走。光陰矢の如しです。只今制作中の「Owl in Green」(光の記憶)の完成は、年を越してしまいそうです。