フクロウの不思議な魅力

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2017/11/header20171111173504_136407021.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2017/11/header20171111173504_929028629.jpg
時折、「どうしてフクロウ」を題材に選んだのかと聞かれます。確かにこれまでの作品はフクロウシリーズなのですが、次にその次にと、描きたい生き物のイメージが湧いています。
例えば、精悍なワシやタカやハヤブサ、愛らしいカワセミやアカショウビン、ハチドリ等々、しばらくの間は鳥たちが主人公の作品が続きそうです。
人間は遥か昔から、「空を飛ぶこと」に憧れを抱いてきました。パピルスの古文書にも、「もし私が鳥だったら、飛んであなたに会いに行くのだが」との記述があるそうです。
恐竜の子孫である鳥類は、上肢を翼に進化させ、捕食されにくい空中を飛ぶ能力を獲得しました。魔女のホウキや空飛ぶ絨毯、スーパーマンのマントやドラえもんのタケコプターがなくても、三次元の空間を自由自在に飛び回れるなんて羨ましい限りです。
鳥類の中でも猛禽類、とりわけフクロウはとても魅力的な生き物です。フクロウにまつわる「神秘的な言い伝え」も興味深いのですが、身につけた「特殊な能力」には驚きます。
筒型の眼球による驚異的な視覚、左右非対称についた耳の鋭い聴覚、270度も回転する頭部、100Kgを超える強い握力、消音機能を持つ翼の構造等、「狩猟の名人」として具備された凄い能力です。
大自然の掟の中で、食物連鎖の上位に君臨する逞しさと、見た目の可愛らしさを合わせ持つフクロウの不思議な魅力は、アーティストの好奇心を刺激してくれるようです。