フクロウの不思議な魅力

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時折、「どうしてフクロウ」を題材に選んだのかと聞かれます。確かにこれまでの作品はフクロウシリーズなのですが、次にその次にと、描きたい生き物のイメージが湧いています。
例えば、精悍なワシやタカやハヤブサ、愛らしいカワセミやアカショウビン、ハチドリ等々、しばらくの間は鳥たちが主人公の作品が続きそうです。
人間は遥か昔から、「空を飛ぶこと」に憧れを抱いてきました。パピルスの古文書にも、「もし私が鳥だったら、飛んであなたに会いに行くのだが」との記述があるそうです。
恐竜の子孫である鳥類は、上肢を翼に進化させ、捕食されにくい空中を飛ぶ能力を獲得しました。魔女のホウキや空飛ぶ絨毯、スーパーマンのマントやドラえもんのタケコプターがなくても、三次元の空間を自由自在に飛び回れるなんて羨ましい限りです。
鳥類の中でも猛禽類、とりわけフクロウはとても魅力的な生き物です。フクロウにまつわる「神秘的な言い伝え」も興味深いのですが、身につけた「特殊な能力」には驚きます。
筒型の眼球による驚異的な視覚、左右非対称についた耳の鋭い聴覚、270度も回転する頭部、100Kgを超える強い握力、消音機能を持つ翼の構造等、「狩猟の名人」として具備された凄い能力です。
大自然の掟の中で、食物連鎖の上位に君臨する逞しさと、見た目の可愛らしさを合わせ持つフクロウの不思議な魅力は、アーティストの好奇心を刺激してくれるようです。

絵を贈る楽しみ

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お世話になった方への御礼や記念日のお祝いとして、自作の木版画をプレゼントすることがあります。
先日は、ある方の古稀(70歳)のお祝いにお呼ばれする機会があり、「セレブレーションカラーの紫」にちなんで、「Owl in Violet」を差し上げました。
古稀は杜甫の詩にある「古来稀なり」が由来ですが、昨今は稀どころか団塊の世代が迎えた年齢です。慣わしだった紫の帽子やチャンチャンコを着るシーンは見かけなくなりましたが、その代わりの縁起物として、紫の絵を飾るのもありかなと思った次第です。
10月末に随分とご無沙汰していた知人から、乃木坂のイタリア料理店に招待された折には、御礼の品として「Owl in Orange」を持参しました。丁度、ハロウィン祭りのタイミングでしたので、「ハロウィンカラーのオレンジ」の作品を選びました。フクロウもコウモリと同様に魔女の使いなので雰囲気もマッチします。
さらにオマケの話ですが、その方が経営する会社の「コーポレートカラーがオレンジ」とお聞きして、偶然の符号に思いがけないサプライズもありました。それやこれやの話題が拡がり、楽しい時間を過ごすことができました。
絵を贈ること、それは絵を通じて気持をお伝えすることです。次はクリスマスシーズン。どなたに、どのような作品を贈ろうかと思いを巡らすのも、作家の楽しみの一つです。