ストライプ柄のベスト3選定

http://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2014/09/header20170306080706_836203409.jpghttp://www.biodesign-japan.com/wp-content/uploads/sites/1887/2014/09/header20170306080706_353878905.jpg
水玉模様に続いて、ストライプ柄のデザインから選ぼう。最初に「海の貴婦人」と言われるハナミノカサゴを推薦する。出会った瞬間、紅白歌合戦で見た某有名歌手のド派手な衣装を彷彿させる。見た目の艶やかな容姿に魅せられるが、実は危険な魚なので近づかない方がよい。背ビレや尾ビレ等に毒棘があり、油断して刺されると激しい痛みに襲われ、患部が赤く腫れ上がる。「綺麗な○○にはトゲがある」の教訓通りだ。次のお勧めはニシキヤッコにしよう。キンチャクダイ科の仲間には、ロクセンヤッコやタテジマキンチャクダイ等のストライプ柄の美しさを誇る魚が多い。その中でもニシキヤッコの縞模様は、英名Royal Angelfishと言う名前に相応しく雅やかで美しい。黄色の体表の上に濃い青色に囲まれた白の縞模様が特徴で、昔は着物の黄八丈に例えて「キハチジョウ」と呼ばれていたようだ。
ラストにヒレナガネジリンボウを紹介する。シンプルなストライプ柄だが、理髪店のシンボルマークのような螺旋縞がユニークで面白い。体表に螺旋状の縞を描く表皮細胞の作用機序は?「生き物のデザインの不思議」は限りなく続く。ネジリンボウはハゼ科の仲間で、海底の砂地にテッポウエビと同居生活を送っている。捕食者から逃れるために、エビが掘った穴をシェルターに利用し、逆に視力が弱いテッポウエビが穴から出る時は、頼もしい警護者として危険の接近を知らせる役割を担う。ここでも生き物同士の「麗しくも賢い相利共生」を見ることができる。