八重山で会えるレアな生き物

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マングローブの干潟には、魚なのに海中が大の苦手な生き物がいる。ミナミトビハゼは、カエルのように目が飛び出ており、干潟の上を胸ビレで歩いたり、尾ビレを使ってジャンプしながら移動する。有明海のムツゴロウも同じ仲間で、エラ呼吸だけでなく皮膚呼吸の能力を持つ魚類と両生類のハイブリッドのような存在だ。西表島には、大きくなり過ぎて身の丈に合う貝殻を持たないヤドカリの仲間、ヤシガニが住んでいる。夜行性なので、夜中の草むらやアダンの実を食べに木に登っている所を捕まえる。見た目はかなりグロテスクだが、地元の人々にとっては、とても美味な高級食材だそうだ。但し、鋏脚のパワーは相当強力で、指を挟まれたら切断されてしまうので要注意。
八重山の星の砂は有名だが、ホシズナ(星砂)はサンゴ礁海域に生息するれっきとした生き物であることは、あまり知られていない。アメーバのような単細胞生物の有孔虫の外殻で、死んだ後に残した殻が砂浜に堆積して星の砂になる。竹富島には、星砂の由来について伝承されてきた民話が残っている。